会長が綴る、写真日記


by m-tsubouchi
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弟子とダイヤモンド富士

 富士山好きの弟子と電話で話している最中、今月25日写真クラブで予定しているダイヤモンド富士撮影会に勤務の関係で出席できない。ということで、その前にダイヤモンド富士を撮りに行くことにした。明日は休みというので、早速になるが、翌日早朝5時に待ち合わせて、出発。
 私としては増穂町上高下(カミタカオリ)高村光太郎の文学碑の所が良いと思っていた。しかし、弟子の都合で12時までに帰らなければならないことが判明したので、取り敢えず本栖にした。
 本栖はこの時期、山に登らなければ富士山頂から出現するダイヤモンド富士にはならない様である。しかし、徒歩では私ががきつい、彼女も時間がないのだ。
 よって、現場の様子を見て湖畔での撮影と決め込んだ。ここ湖畔でもマイナス6度だろうか?車の外に出ると寒い。
 予想どうり、多くのアマチュアカメラマン(アマカメ)が集まっていたので、すっと気軽に話しかけたところ、相手も応答してきた。
 その方々は名古屋の西から夜中の12時頃出発してきたようでした。「寝てない?」私が聞くと「まぁ、交代で運転してきたので...」お疲れ様です。
 もう1人のアマカメはフルサイズのデジカメだったので「フルサイズですか?いい機械持ってますね。」と言ったら、悪い気はしないようだった。撮影後「今日撮影した中でこれが一番良いやつですよ。」とモニターを見せてくれた。すると、我が弟子は「エー、どれどれ見せて下さい。」と詰め寄っていった。さすが自慢できる弟子である。研究熱心で、仲良くなるのが旨い。又、もう1人の高齢の男性は私が三脚を持ったまま突っ立っているのを見ると「狭いところだからみんなで譲り合わないとね。どうぞどうぞ」といって、わざわざ自分が立てていた三脚を移動してくれた。
 ところが、どこからかやってきた中年の女性が何か不満げにぶつぶつ言って、うろうろしながら、私達の様子をうかがっている。
 弟子が「何、なに!」と言って、ちょっと異常だという信号を私に送ってきたので、私も何だろうと思った。
 その後、その女性は場所を空けてくれた先程の男性のところに近づいていったので、「ははぁん、この二人はカップルだな。」と気づき、とっさに私は「いゃー、場所を空けてくれて、有り難うございました。」と二人に大きく礼を言った。
 これで奥さんらしき人も合点したと見えて、顔が和らいだ。
 その後、太陽が上ってしまってから、弟子に向かって「さ、これで終わり。」と言ったら、その奥さんらしき人は「あっという間だね」と言ったので、私は「人生と同じですよ。過ぎ去ると短いものですね。アッという間に終わる。」と蘊蓄を含めたように言った。すると何を思ったか「そうね、でも、あなた達はまだ若い、まだまだこれからよ!」と激励してきた。あなた達と言われてもね、僕は弟子と親子ほどの歳の開きがあるのに、参ったな!弟子が老けて見えるのか、はたまた僕が若く見えるのか、私は瞬間、理解に苦しんだ。
 しかし、撮影スポットでは全く事情を知らない同士が気軽に話せるので、こういった出来事はよくあることである。
 それにしても、弟子が老けて見えるわけは無いし、きっと私が若く見えたのだろうと理解しようしたが、的はずれのその精一杯の言葉にはきっと皮肉が入っているのかもしれないと考えると、奥さんらしき人の主人を守ろうとする、けなげな夫婦愛を感じた。どうぞ、いつまでもお元気で。
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最近弟子はカメラの構え方が旨くなってきた。難をいえば、足のスタンスは肩幅にした方が安定して良いだろう。
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その後、精進湖から甲府南方面にハンドルを切ったので富士川沿いを下って、又上ってくることにしたが、どうにも道が複雑でよく分からず、時間がない為、戻ることにした。これらの写真は折り返し地点で撮影したものである。
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by m-tsubouchi | 2009-01-03 18:09 | クラクラ撮影日記